スエディッシュ・ミートボールとマカロニのホワイトスープ @ロッタちゃん はじめてのおつかい

ロッタちゃん はじめてのおつかい

1993年 スウェーデン
監督:ヨハンナ・ハルド

 

「長くつ下のピッピ」の生みの親、アストリッド・リンドグレーン原作の”ロッタちゃん”が、原作のイメージそのまま、映画になりました。

 

 

北欧のステキなファッションはもちろん、家具や小物、町並みまで全部キュート!そして一番キュートなのは、ふくれっ面の天使、5歳のロッタちゃん。ロッタちゃんは夢の中までご機嫌ナナメなお年頃。朝ママが出してくれたセーターは「チクチクしてキライ!」と言ってハサミでチョキチョキ。お隣のベルイおばさんの納屋に家出をして、誰が迎えに来ても頑として帰りません。

この時のお迎えの様子が笑えます。お兄ちゃんとお姉ちゃんは、なんだか遊びに来たみたいに、ただ屋根裏部屋でごろごろしただけで帰って行きます。ママは「4ヶ月後のクリスマスには帰ってきてね」と言って帰って行きます。パパは「今夜の晩ごはんはミートボールとマカロニだよ」と唯一優しいのですが、ロッタちゃんは帰りません。(私だったらこの一言でイチコロですが)ロッタちゃん、なかなか頑固です。

結局、夜ひとりで寝るのがさみしくて、もう一度迎えに来てくれたパパに「帰ってあげる」と抱きつくところがカワイイですね。

リンドグレーンが描く女の子は、みんな元気でおてんばで生意気で、勇気があってやさしい。このヒロイン像は、世の女の子の永遠の憧れなのかもしれません。ピッピもロッタちゃんも、これからも多くの子供達に支持され続けていくことでしょう。

さて、話は「ミートボールとマカロニ」に戻ります。スウェーデン料理によく登場するミートボール。苔桃のジャムを添えて食べるそうですが、これはなかなか馴染みがないので、今回はミートボールにかけるホワイトソースをスープ仕立てにしてみました。

びっくりするほど簡単に作れるわりには、なんとなくゴージャス!野菜入りのカラフルマカロニを使って、彩りを加えてみましたよ。ロッタちゃん、気に入ってくれるかな?

 

【スエディッシュ・ミートボールとマカロニのホワイトスープ】

 

■材料(2人分)
[ミートボール]
合挽肉…120g
玉ねぎ…1/4個
パン粉…大さじ3
溶き卵…1/2個分
塩、こしょう…少々
サラダ油…大さじ1/2

[スープ]
バター…5g
小麦粉…小さじ1
牛乳…250cc
サワークリーム…大さじ1/2
ナツメグ…少々
塩、こしょう…少々

マカロニ…20g

 
■作り方
1:玉ねぎをみじん切りにし、合挽肉、パン粉、溶き卵、塩、こしょうと一緒にボウルでよく混ぜ合わせて、直径2cmくらいのミートボールを作る(10個分くらい)。マカロニは指定時間より若干短く、固めにゆでておく。

2:フライパンにサラダオイルを入れて中火で熱し、ミートボールを返しながらこんがり焼く。ある程度焼けたら転がしながらまんべんなく焼いて、取り出しておく。

3:フライパンは洗わずに、バター、小麦粉を入れて弱火で炒め、だまにならないように混ざったら牛乳を加えてのばす。サワークリームを入れて混ぜ、塩、こしょうで味を調える。

4:3にミートボールとマカロニを入れ、ふたをして弱火で1分煮込んで火を止める。

 

 

 

 

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