前回の続き。”東條真千子のやさしいトマト鍋スープ”でもうひとつ作った鍋は親ガニのトマト鍋〜!どーします、このとんでもないビジュアル!?
鳥取コナン空港(かの「名探偵コナン」の作者、漫画家の青山剛昌さんが鳥取出身のためこの名前がつけられた)からほど近い、賀露港に、高校時代からの友人が営む魚屋さんがあります。
なんせ魚介好きなもので、帰省の際は必ず立ち寄るのですが、今回はサザエを購入(お刺身とつぼ焼きのために〜)。
すると、友人のしゃちょーさん、「あ、ちょっと待って」とこの親ガニをごそーっと持ってきてくれました。買ったものよりサービス品の方がスゴイじゃないかー!!!!
これ、親ガニ、またはセコガニ、と言います。かの有名な松葉ガニはオスですが、メスが親ガニ、セコガニです。(私はずっと親ガニという名前を使ってきたので、以下親ガニに統一)
親ガニは松葉ガニよりひと回りもふた回りも小さいのですが、卵巣や卵(内子、外子)を持っているので、それはそれは美味しいのです!子供の頃はこの親ガニと大根のお味噌汁が大好物でしたが、その話を県外ですると「カニの味噌汁なんてぜいたくな〜!」とよく言われたものでした。
さて、この親ガニを、自身も初のトマト鍋にすることにしました。
野菜もたくさん入れたんだけど、まったく見えませんね(笑)。玉ねぎ、にんじん、セロリ、生のトマトなんかも入れましたが、まぁなんでもOKです。
親ガニはただ、真ん中からざっくり半分に切って入れただけ!
もちろんもちろん、さいこーにおいしいカニ鍋でしたが、なんと誰もカニを食べない!?(私はがめつくほじほじして食べましたが。。。)
ここで大事なことを思い出しました。そーです、鳥取の人は親ガニを食べないんです!
「だって面倒くさいし。これはダシ、ダシ!」
…こんな理由です…。
確かに、「カニの味噌汁なんてぜいたくな〜!」ですね。。。