LAにはいろーんな国からやってきた、いろーんな人種の人たちが住んでいるので(私もそうです)、そのお国の食品を扱うスーパーマーケットもあります。日本、中国、タイ、ベトナム、中東、インド、イタリア…なんでもアリです。どこに行っても楽しくてしょうがないんだけど、先日行ったロシア系のスーパーマーケットでみつけたのがこれ。
一目で、
「コハダじゃね?」
とゆーことでそっこーお買い上げ。
なんせ青魚大好き寿司屋も青魚フルコース以外はいりません派、なので、大量に入っている(ように見える)コハダの開きをスルーするはずがない!
でも後で調べたら、実はヨーロピアンスプラットというニシン科の小魚で、コハダじゃなくてキビナゴなんだそうです。。。いやー、コハダにしか見えない。
とにかく、買って帰って一口いただきますと、
しょっぱーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!
塩&オイル漬けでした。アンチョビと同じ。
このままじゃ食べられないんだけど、燻製化されてないのでアンチョビと同じ調理法ではいけない。そこで考えたのが”塩抜き”。
以前作ったピクルスの酢で漬けてみることにしました。
にんじんやパプリカやラディッシュから出た色ですっかりピンク色になったピクルス液ですが、なんかかわいいね。
オイルを拭いてからピクルス液に浸すこと4時間。なんともおいしいコハダ…じゃなくてキビナゴの酢漬けができましたよ。塩も抜けて食べやすい!
たまたま丸焼きして皮をむいたビーツがあったので、レタス、スパイシークレソン、ビーツ、キビナゴ、ゆで卵のサラダを作りました。
キビナゴにばっちり味がついているので、葉っぱ類に塩、こしょう、オリーブオイル、レモン汁を軽く混ぜただけ。あとはのせただけ。
これがまた。。。前代未聞の美味しさだったわけであります。それもそのはず、ロシア料理で、ビーツ、卵、ニシン(系の塩漬け)の組み合わせは、ハレの日のお料理だから。さすがだー、伝統料理!
でもこれはピクルスを先に作らないとなー、とか、ビーツ焼くの1時間かかるしなー、とか、キビナゴじゃなくてコハダが食べたいんだけどなー、とか思うと気の遠くなるお料理でもあります。
またいつか、作りたいので記録ということで。