今日はTottori Mama’sさん主催のスープ教室をやらせていただきました。『親ガニのポタージュ』。これはもうこの時期の鳥取ならでは!ぜいたくなタイトルですが、実は鳥取の人は親ガニをダシ代わりにしてあまり食べない…という話は去年も書きました。
それではあまりにももったいないので、今回はポタージュに。殻でおいしいダシをとるところから始めます。
生きてます。。。
先にレシピをご紹介しますね。
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親ガニのポタージュ
材料(3人分)
親ガニ…3杯
玉ねぎ…1/2個(130g)
にんじん…1/4本(50g)
じゃがいも…小1個(80g)
にんにく…1片(6g)
水…600cc
牛乳…80cc
日本酒…大さじ1
オリーブオイル…小さじ2×2
作り方
1:カニを水からゆでる。沸騰してカニの色が赤くなったら取り出して、足、甲羅、外子(プチプチしたオレンジ色の卵)、カブ(ボディ)に分ける。この時カブのエラとフンドシ(外子を守るようについてる殻)は外す。足の先の細い部分も外す。全部捨てないで取っておく。
2:足の殻に包丁かキッチンばさみで切れ目を入れ、中の身を箸などで取り出す。カブは適当な大きさにぶつ切りにする。外子はできる範囲で筋から外す。甲羅から内子を取り出しておく。*甲羅や殻や筋はすべて取っておく。
3:鍋にオリーブオイル小さじ2を入れて強火にかけ、熱くなったら*カニの殻類とカブを入れて炒める。途中焦げそうになったら中火にし、日本酒を入れて水分がなくなるまで炒める。1のゆで汁を加えて弱火にし、ふたをして20分ほど煮る。
4:野菜はすべて適当な大きさの薄切りにする。
5:鍋にオリーブオイル小さじ2とにんにくを入れて弱火で炒め、香りが立ってきたら中火にして玉ねぎ、にんじん、じゃがいもの順に入れてよく炒める。
6:3のだし汁を濾して鍋に加え、野菜がやわらかくなるまで煮る。
7:カニの身と外子の半分を鍋に加えて火を止め、ハンドミキサーでスープをポタージュにする。
8:再び弱火にかけて牛乳を加え、沸騰する直前で火を止める。
9:器に入れ、残りのカニの身、外子、内子をトッピングする。
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何が面倒って、このカニの身をほぐして取り出すのが大変なんですが、驚いたことにさすが地元鳥取っ子!みなさん上手に身をホジホジ。さすがです!
とにかく手際がよいので早い早い!
今回も上手に作ってくださいました!
このレシピ、よく見てください。塩、使ってないんです、まったく。それでもおいしくできるんだからカニってすごい!
今回も赤ちゃん連れのママや、もうすぐ赤ちゃんが生まれるママも来てくださいましたよ!
そして子供も食べる食べる!
本日も楽しい、おいしいスープ教室でございました。
親ガニのない地域の方はごめんなさいね。鳥取でもちょうど今が旬、短い時期の貴重な親ガニです。ぜひ鳥取へいらしてください!
Tottori Mama’sさん、山陰酸素工業さん、来てくださったみなさん、ありがとうございました!