さっと茹でケールのサラダ

みなさん、ケールはお好きですか?ケールといえば青汁の原料、にがーい!まずーい!というイメージがあるかもしれませんが、ヘルシー志向のアメリカ人はケールが大好き。サラダにしてドレッシングをドバッとかけて生でバリバリ食べたり、スムージーに入れるのも人気。だって、栄養価ハンパなく高いですから。

これはカーリーケール。なんかすごく生命力の強い野菜です〜!

ケールにはいろんな種類があって、よく見かけるのがカーリーケール。葉っぱがギザギザしていてカールしているやつ。これが一番サラダでは食べやすい。

あと、コラード系のケールは縮れてなくてツルッとした葉っぱ。アメリカ南部出身の友達が、このコラードケールの煮物を作ってくれたことがありましたが、んまぁ〜おいしかった!ソウルフードだと言ってました。

トスカーナケールはその名の通りイタリアのケールで、葉っぱの色が濃くて表面だけが縮れてるやつ。ちょっと(いや結構)固いので、これも煮物用。

シベリアンケールは、葉っぱが縮れてないけど先がギザギザしていて、このまま花瓶に挿して鑑賞したいくらい素敵なカタチをしています。これも苦いので、生だと無理かなぁ〜。

さて、まだまだあるぞケールの種類!なんですが、どちらにしても苦くて食べれないわ〜という方のために、さっと茹でケールのサラダをご紹介しましょう!ケールは一般的なカーリーケールで。でも茹でるから、どんなケールでも。


さっと茹でケールのサラダ


材料(2~3人分)
ケール…180g(6~8本)
きゅうり…60g(1/2本)
ミニトマト…10個

〔ドレッシング〕
アンチョビペースト…5g
マヨネーズ…大さじ1
粒マスタード…小さじ1
酢…小さじ1
にんにく…1/2片
塩、こしょう…少々

作り方
1:ケールは葉を茎から外して適当な大きさにちぎる。鍋に湯を沸かしてさっと茹で(熱湯に入れて色が変わる程度)、ザルにあげて冷水に当て、色止めをする。軽く絞る。

*今回茎は使いませんが、小さく切って冷凍しておけば、あとでスープに入れたりできます。

2:ボウルに〔ドレッシング〕の材料を入れて混ぜ合わせる(アンチョビはフィレの場合は包丁で細かく叩く。にんにくはすりおろす)。

3:ケール、乱切りにしたきゅうり、半分に切ったミニトマトをボウルに入れて和える。


以上、簡単ですね。

ケールはもちろん生でもOKです!そして茹でる場合は ”さっと” で、茹で過ぎ厳禁でよろしくお願いします。これで絶対にがくない!はず!

さて、そしてこのドレッシングなんですが、ちょこっとアンチョビ、ちょこっとニンニクのおかげでどんな野菜にまぶしてもおいしくなるので、どんどん活用してみてください。茹で野菜のディップにも最適です。


せっかくなのでケールの栄養価について。

ケールは、分かりやすいところでキャベツの同量と比べると、β-カロテンは約60倍、ビタミンCは約2倍、ビタミンEは約24倍、カルシウムは約5倍、なんだそう!

そして、抗酸化作用が高いと言われるルテイン、良質な睡眠を得るホルモンの一種メラトニン、骨粗鬆症予防に効果的なカルシウム、貧血予防に効果的な葉酸、高血圧予防に効果的なカリウムなどのミネラル成分、もちろん食物繊維も豊富らしい!

すごいですねー!食べなきゃ損ソンですねー。

次回はケールのスープを作ってみようと思います。そーですよ、それ作んなきゃ。

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