ごま鯖から別物ーシマアジのヅケ・香草和え

そんなに昔ではない以前、福岡で初めて食べた”ごま鯖”。やっと会えたね的な感慨深い出会いを果たしたのは、博多駅付近の居酒屋のカウンター(出張中)、思わず「うまい!」と叫んだのでありました(ひとりで)。

とにかく刺身好きのヒカリモノ好きなんですが、わりかし甘い味が苦手で、今まで入って行かなかった分野ではありました。でもさすが郷土料理。うまいものに歴史ありです。

しかしアメリカで鯖の刺身クオリティの入手は難しく、また会う日まで、と思っておりましたところ、日系スーパーマーケットで豊洲から直送のシマアジのお刺身を発見。ひょっとして、これでごま鯖のようなもの作れるんじゃない!?と思って試してみることにしました。

そして、なんでも入れたがる私の悪いクセが…。

ネギはもちろんですが、たまたま冷蔵庫にニラがあったもので、これもちょっと入れてみようと思って刻んだら、すっかり別物が!

でもね、おいしかったんです、これが。

なのでレシピ化。


シマアジのヅケ・香草和え


材料(1人分、もしくは奥ゆかしく2人分)

シマアジ刺身…一柵(70g程度)
ねぎ…1〜2本
にら…2~3本

〔調味料〕
醤油…小さじ2
みりん…小さじ1
ごま油…小さじ1
酒…小さじ1
ニンニク…ちょっとひとすり(なくてもよし)
 
すりごま…大さじ1

作り方

1:シマアジを一口大に切って、〔調味料〕をまぶし、冷蔵庫に置く。

2:その間に、ねぎは輪切り、二ラは5mm幅に切る。

3:ヅケにしたシマアジと香草、すりごま全部を合わせる。


簡単ですねー。

最初にお刺身をヅケにするのをお忘れなく!

まぁこうして最初の構想とは別物になってしまいましたが、なんだかとても気に入ってしまって、すっかりヘビロテ中の一皿です。

さて、こちら↓が福岡で食べたごま鯖。

いや、全然違うわ。どこをどうしたらああなるのか!?

また食べたいです、福岡のごま鯖。

「うまい!」とひとりで叫んだら、カウンターの向こうにいた大将が「うまいですか!?」と大声で合いの手を入れてくれてさらにうまさ倍増。

食べ物と飲み物のピッチが早いので、短時間・高単価の良いお客さんでみんなハッピーだった福岡の夜でした。

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