揚げ物のカス取り

何かの料理レシピをアップしなきゃと思うと、しばらく更新が止まってしまうので、今日はレシピじゃありません。が、海老フライを作る前は海老を塩麹に1〜2日漬けておくと、もうびっくりするほどぷりっぷりになっておいしい!ということだけはお伝えしておきます。ぷりっぷりです、ぷりっぷり!3回言いましたから(笑)ぜひお試しください。

昔から揚げ物は大好きです。どのくらい昔かというと記憶が始まった頃、ちっちゃくてよくおばあちゃんちにあずけられていた頃から。

おばあちゃんは料理がとても上手で、私はそのマジックハンドを見たくて見たくて、いつも台所でくっついて回ってました。そしておばあちゃんはよく揚げ物を作りました。今思えば、大家族の夕食をこしらえるのに揚げ物はちょっと楽だったのかもしれません。

大量の揚げ物を作ると、天ぷらにせよフライにせよ、衣が油に落ちてだんだん焦げてきます。焦げが次の揚げ物にくっつくと、それはそれは見栄えが悪くなるので、おばあちゃんはしょっちゅう揚げ物のカスを目の細かい小さい網ですくいました。

その気遣いがすごいではありませんか!!と、小さいながらに感動したわけですね、私は。それから「揚げ物のカス取り」がしたくてしたくて、おばあちゃんに頼み込んで、それは私の仕事になりました。そりゃまぁ〜丁寧にすくいました。

それから半世紀以上が経った今も、私は揚げ物のカス取りをするたびに嬉しい気持ちになり、おばあちゃんのことを思い出すわけです。

今アメリカに住んでますが、フライドチキンとかフレンチフライじゃなく、日本の揚げ物をよく作ります。この日はにんじんの葉っぱとにんじん、玉ねぎ、ごぼうのかき揚げ天ぷら、そしてぷりっぷりの塩麹海老フライ。途中のカス取りも仕事。

揚げ物を置く網(というか…?)の真ん中の棒が1本壊れて取れてしまったのですが、ここから具合よく揚げカスが捨てられるので重宝しています。

お見苦しい写真ですが…

ま、シアワセなわけです、これが。

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