「ケチャップ」ってなんだ?と、突然思いつく。アメリカ人はすごーくケチャップが好きらしく、フレンチフライ(ポテトフライ)にまでケチャップをつけて食べる。私は塩一択なんだけど。あの甘酸っぱい味がいいのか?私には甘すぎるけど。。。なんてことを考え始めてしまったので(ヒマじゃないんだけど)、「ケチャップ」について調べてみました。
wikiってすごいですよねー!歴史、語源に関しては、
「中国に数百年前からある「ケ・ツィアプ」と呼ばれる調味料が由来だという説が有力である。これは現在のナンプラーや魚醤のように、魚に塩を加えて発酵させて作ったものだった。」
って書いてありますよー!?←もとは魚かっ!?
この先をかいつまんで記載しておきますと、
「17世紀ごろ東西貿易が盛んになり、アジアからヨーロッパに伝わった。」
「イギリスではMushroom ketchup(マッシュルームに塩を振り、2・3日置いてからしみ出た汁を香辛料と煮詰めたもの)が考案された。」←UKではマッシュルームかっ!?
「やがてイギリスのケチャップがアメリカにも伝わり、アメリカの酸味が強くて評判の悪い、売れ残った食用トマトを使ったケチャップが考案された。」←すごい言われようなアメリカのトマト。。。いやしかし、ピンチはチャンス!ってことですね!
。。。。。
というわけで、なかなかおもしろいケチャップ話が満載なので、ご興味のある方はwiki読んでみてください。
そして、「(アメリカで)当初は家庭で手作りされていた。」と書いてあったので、さっそく大手ケチャップメーカーさんの食品表示(原材料)をググってみました。
トマト(輸入)、糖類(砂糖・ぶどう糖果糖液糖、砂糖)、醸造酢、食塩、たまねぎ、香辛料
はい、みなさんご存知かと思いますが、食品表示って原材料が多い順に書きますからね、トマトの次は糖類なんですよ!そりゃ甘いわな〜ケチャップ!
今どき自家製ケチャップのレシピなんてネットにいくらでも載ってるんですが、せっかく作るなら自分の好きな味に仕上げるのが自家製の良いところなので、ちまちまと作ってみたレシピは以下になりました。
自家製つぶつぶトマトケチャップ
材料(作りやすい量)
トマト缶(ホール)…1缶(400g)
玉ねぎ…70g
にんにく…1片
〔A〕
酢(今回生アップルサイダービネガーを使用)…大さじ2
メープルシロップ(今回アガベシロップを使用)…小さじ2〜大さじ1(トマトの甘さによる)
塩…小さじ1
こしょう…少々
シナモンパウダー…少々
ローリエ…1枚
赤唐辛子…1本
作り方
1:玉ねぎ、にんにくは薄切りにして、トマト缶の中身全部と一緒にフードプロセッサーに入れ、1分攪拌する。
2:一度止めて〔A〕を加え、さらに1〜2分滑らかになるまで攪拌する。(つぶつぶのないケチャップにしたい場合はこのあと裏ごしする)
3:フライパンに2、ローリエ、赤唐辛子を入れて中火にかけ、煮立ってきたら火を弱めて時々ヘラでかき混ぜながら煮詰める。
4:水分が飛んでもったりしてきたら、あとはお好みのかたさまで煮詰めれば完成。煮沸消毒したビンなどに詰めて冷蔵保存。
弱火でヘラで混ぜながら煮詰めるのは結構時間がかかりますが、この間なーんにも考えてないので、私にとっては「無」の時間。お寺で座禅組んで修行しているようなもんです。こういう時間は大好き。
タイトルに”つぶつぶ”と入るとなんかいい感じに聞こえますが、単に漉すのが面倒だったりもったいなかったりで、ま、横着者のハナシです。でもおいしいです、つぶつぶ。
ケチャップ好きの方も、市販のケチャップは甘すぎてちょっと…な方も、ぜひ修行がてらお試しください。
