#stayhome の影響でいろんなリレーが行われている昨今ですが、まさか自分のところにもやって来るとは!? の料理本リレー。料理家、編集者、料理カメラマンなどにバトンが渡され、自分の好きな料理本と、手前味噌枠で自分の本も1冊紹介して良い、というルールだそうです。と、いうことで東條真千子篇。
味のある旅
おおば比呂司(東京堂出版 1973年)
子供の頃は大きくなったら絵描きさんになりたくて、とにかく大好きだったのがおおば比呂司さん(と和田誠さん)。よくマネをして想像で作ったお弁当を絵に描いたりしてみたもんですが、このさらっと感を出したくても全然上手くは描けませんでした。(デッサン力不足)
今回久しぶりに開いて笑ったのが、本の中に京都の銘菓”おたべ”の包装紙(おおばさん画)が畳んで挟んであったこと(全然忘れてました)。そして収入印紙のように貼られた作家印(貴重!)の”お”と、おたべの”お”が同じだったこと(当り前だけど、しみじみ)。なんでも挟んでみとくもんです。
酒肴ごよみ365日
カワウソ (誠文堂新光社 2017年)
写真家の #萬田康文 さんと #大沼ジョージ さんのオフィス兼アトリエで生まれた?酒の肴の数々1年分。何が良いって、レシピが写真の下の2、3行でサクッと終わるので、想像力で作れる!写真がきれい!絶対おいしいやつ!この本をつまみにしていくらでも飲める1冊です。
ことこと、スープ
wato(光文社 2018年)
20年来の友人 #watokitchen watoちゃんのスープ本。その昔仕事で一緒にたくさんのスープを作ったので、レシピを見ているだけで頭の中で完全に味が再現できます。
watoちゃんの人柄と同じ、やさしいスープが満載で、最後のspecial thanksに私の名前も入れてくれました。これが遺作になりました。
子どもと楽しむ季節のスープ 〜あついスープはあついうちに、つめたいスープはつめたいうちに
東條真千子(今井出版 2019年)
最後に手前味噌枠で恐縮です。自分の3人の子どもに遺言としてスープレシピを遺そうと思ったのがきっかけでしたが、大事なのは自分の子どもだけじゃなくて、世界中の子どもたちが宝物だよ!と考え直して本にしました。
友人のカメラマン #kevinyasu ケビン川島さん、ぬいぐるみのくまポフを作ってくれた #aillugib 旅しゅげい家•まつしたあつこさん、イラストは前述の watoちゃんが、イラストレーターとして作品を遺してくれました。ありがとう。
では、バトンを渡します。
表参道のヴィンテージショップ #kiraclosetvintage を姉妹で経営されている木川誠子さん。不定期開催している食事会 #キラクロ会 のメニューを #木川食堂 としてプロデュースされています。
木川さん、よろしくお願いします!
#主婦と生活社 #料理の本 #料理家