
今日は美術館の中のお話を。ほっとくと食べ物の方へ転んでいくので、忘れないうちに。ちょうど会期中の特別展にいきなり持って行かれる。。。


この大きな連作は、写真じゃなくてcharcoal drawing, つまり、木炭画、炭筆画です。この人の手や顔や白いシャツの見事な陰影はさることなら、近づいてよく見ると、このスーツなどの黒い部分はベタ塗りなんですね。でしょ!?なのにこの躍動感って。。。「なのに」じゃなくて、「だから」なのか〜〜〜〜!と思った瞬間、今までのものの見え方、見方、が、ガラガラどっしゃーんと崩れ去ったわけです。私が普段見ているものって、何だ?何を見ている?どう見ている?


作品の写真はほんの一部ですが、とにかく圧巻。これはネットや画集とかではなく、実際に見られて本当によかった。全然伝わらないと思いますが、気持ちが動くのはいいことです。みなさん、たまには美術館へ行きましょう!

以上、ロバート・ロンゴ氏、アメリカ人(1953年生まれ)、現役のアーティストです。この方、昔日本でもショーがあったし、SF映画も撮られています(ブレイク前のキアヌリーブスや、若い時のビートたけしも出てた)。こんな気の遠くなるような作品を作り続けるなんて、宇宙人かも知れない。


ピカソもありました。

アンディ・ウォーホールもありました。



他にもいろいろ、好きなやつ。キリがないのでこのへんで。
あ、でもおまけ。

これは美術館のお土産コーナーにあった、子供のおもちゃ。寿司(海苔巻き)の積み木でーす!しかもmade in Italy. イタリア産。なんかカンドーして写真撮っちゃいました(買ってませんが)。日本にも日本産のこんなおもちゃはあるんだろうか?あってほしいなー。
ちなみにデンマークにもお寿司屋さんはありました。

なんか、デンマークのオープンサンドイッチ(スモーブロ)に似てるでしょ?しかしURAMAKI(裏巻き)ROLLって、やっぱり海苔の黒い色はみんな好きじゃないのかしらね〜?まぁ、アメリカのカリフォルニアロールのように、郷に入れば郷に従った姿形に変化して受け入れられていくのでしょう。頑張れ世界のお寿司やさん!
というわけで、結局最後は食べ物に転んでしまったレポートとなりました。
おそまつさま。