1960年 フランス
監督:ルイ・マル
ずっとずっと、時代を超えて愛される映画や、音楽や、絵画がありますが、この映画もそのひとつ。私が生まれる前の作品ですが、30年前観たときも、20年前、10年前、そして今観ても、古くなるどころかどんどん「今ドキ」に感じるからフシギ。これは美術コンサルタントで参加したウィリアム・クライン(モード・カメラマン)の功績が大でしょう。
舞台はフランス、パリ。お母さんに連れられてやってきたものの、お母さんは、ザジをほったらかしてデート。ここで泣いたりしないで、喜び勇んでパリ中をかけめぐるザジのドタバタが始まるわけですが、もうこのザジの可愛さだけでおなかがいっぱいになる、本当にキュートな映画です。
ザジのおかっぱ頭と、赤いタートルネックのセーターが印象的!
とゆーわけで、「ザジのセーター色のビスク」を。
【ザジのセーター色のビスク】
■ 材料(2人分)
オリーブオイル…小さじ2
エビ(殻付き)…250g
玉ねぎ…1/4個
セロリ…1/4本
にんじん…1/4本
トマト…1/2個
チキンブイヨン…500cc
白ワイン…大さじ1
ローリエ…1枚
生クリーム…大さじ1
塩…小さじ1強
こしょう…少々
■ 作り方
1:鍋にオリーブオイルを入れ、トマト以外の野菜の薄切りをしんなりするまで炒める。そこへ殻ごとぶつ切りにしたエビを加え、水分がなくなるまでよく炒める。
2:1にトマト、白ワイン、チキンブイヨン、ローリエを加えて、弱火で30分ほど煮込む。
3:2をミキサーにかけて濾し、鍋に戻して生クリームを入れて弱火にかけ、塩、こしょうで味をととのえる。
※ ビスク(bisque)はフランスの甲殻類のスープ。ザジは食べたかな?そーいえば以前パリのカフェでいただいたビスクはイマイチだったな…。