ほうれん草のミルクポタージュ @崖の上のポニョ

崖の上のポニョ

2008年 日本
監督:宮崎駿

 

2008年、主題歌とともに大ヒットした『崖の上のポニョ』。言わずとしれたスタジオジブリ、宮崎駿監督作品です。

 

子供の頃から親しんだアンデルセン童話「人魚姫」が題材になっているそうですが、舞台になった日本の海辺の小さな町並みも、なんともなつかしい感じがします。

お話は、海に住むさかなの子ポニョがくらげに乗って家出するところからはじまります。ジャムの瓶に頭を突っ込んで困っていたところを、人間の少年、宗介に助けられるのですが、ここでふたりは運命の人に出会ってしまうわけですね。

 

「ぼくが守ってあげるからね」

 

この宗介の一言にぐっときたお母さんは多いはず。最近死語じゃないかと思うこのセリフを、5歳児の宗介がずばっと言うシンプルさが、この物語の魅力のような気がします。全編「愛」ですもの!

さて、宗介のお母さん、リサがキッチンに立つシーンが何度か出てきます。大きな鍋を火にかけてぐらぐら、側には大量のほうれん草…。リサは働くお母さんできっと忙しいはずなのに、ちゃんとごはんを作ってるんですね。「外に食べに行こうか?」と言っても、宗介は「おうちで食べたい」。これぞ理想の食育!

後に、ポニョと宗介が出会う赤ちゃんを抱いたお母さんは、「私が食べた栄養がおっぱいになって、赤ちゃんはそれを飲むの」と言いますが、本当にそう。食べ物は命をつなぎます。この時、二人はリサの作ったスープをこの母親に飲ませるのです。

さぁ、このスープは一体どんなスープでしょう?キッチンにあったほうれん草を使って、さらっと飲みやすいポタージュを作ってみました。ポニョが大好きなハムのトッピングも忘れずに!

 

 

【ほうれん草のミルクポタージュ】

 
■材料(2人分)
ほうれん草…100g
玉ねぎ…1/4個
にんにく…1/2片
チキンブイヨン…100cc
牛乳…100cc
バター…3g
塩、こしょう…少々
ハム…1/2枚

 
【作り方】
1:ほうれん草はさっと湯通しして流水で冷やし、水気を切っておく。玉ねぎ、にんにくは薄切りにする。

2:鍋にバターとにんにくを入れて弱火で炒め、香りが立ってきたら玉ねぎを入れて中火で炒める。しんなりしてきたらチキンブイヨンを入れ、3分煮て火を止める。

3:ミキサーに2のスープと、水気を絞ったほうれん草を適当な大きさに切って入れ、1分間まわす。

4:スープを鍋に戻して牛乳を加え、中火にかけて沸騰させないように注意しながら塩、こしょうで味を調える。

5:ハムを5mm角に切り、オーブントースターでさっと焼いてスープにトッピングする。

 

 

 

 

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