鯵と鰯のつみれスープ @オーシャンズ

オーシャンズ

2009年 フランス
監督:ジャック・ペラン&ジャック・クルーゾー

 

「海ってなに?」少年の一言で始まるこの映画は、総制作費70億円、史上最大のドキュメンタリープロジェクトで4年に渡って撮影されました。使用されたフィルムはなんと469時間36分。それを1時間40分に編集したといいますから、地球上の海がぎゅーっと詰まった貴重な映画です。

世界中の海で撮影され、見たこともない様々な生物が出てきます。ガラパゴス諸島の、どう見ても陸の生物だろう!という姿のウミイグアナ、インドネシアの、ムーミンに出てくるニョロニョロみたいに砂に立つチンアナゴ、カリフォルニアのきれいな大クラゲ・シーネットル、エジプトの海獣・ジュゴン…。

日本の海も出てきます。最初、日本での撮影は予定されていなかったそうですが、オーストラリアの科学者が「日本には想像を絶する未知の生物がいる」と教えてくれたのだそうで、それが島根のムラサキダコ。赤い体を広げるとエイのように大きく広がって、まるで美しい絹のスカーフが泳いでいるようです。

島根のムラサキダコも、佐渡島の大きなおでこのコブダイも、私はまったく知りませんでした。映画に出てくる生物も、海の営みも、もう知らないことばっかりです。海は地表の70%を占めているのに、私たちはその海のことをほとんど知りもしないで、ただただ環境を破壊していく。陸も海も、人間も生物も共存していることを、ちゃんと知らなきゃいけないなぁ…と思いました。

さて共存といえば、私たちは海の命をいただいて生きています。特に島国の日本は、昆布や魚が豊富に採れることから、昆布だし、かつおだし、にぼしだしなどの汁文化が生まれました。大昔から海に生かされてきたわけです。私など、映画に出てくる鯵や鰯の群れを観ると「あぁ美味しそう!」とついつい思ってしまいます。

そこで、大好物の”つみれ汁”をご紹介したいと思います。だしは昆布だけ。しかも捨てるのはもったいないので、昆布も一緒に食べてしまいます。魚からもおいしいだしが出て、つみれ汁はまるごと海の恵みの味がします。

海に心から感謝です。

 
【鯵と鰯のつみれスープ】

 

■材料(2人分)
[つみれ]
鯵(あじ)…1尾
鰯(いわし)…1尾
万能ネギ…1本
しょうが…3g
小麦粉…小さじ1
味噌…小さじ1/2
ごま油…大さじ1/2

[スープ]
だし昆布…3g
水…300cc
しょうゆ…小さじ1
塩…少々

三ッ葉…適量

 
【作り方】
1:だし昆布はハサミで5mm角に切り、水を入れた鍋につけておく。

2:魚は3枚におろして皮も取り除き、まず細切りにする。しょうが、万能ネギのみじん切りを混ぜて、まな板の上で粘り気がでるまで包丁で叩く。

3:2に味噌、ごま油、小麦粉を加えて混ぜながら更に叩き、手で2cmほどのボウル状に丸めておく。

4:1の鍋を中火にかけ、沸騰したらつみれを入れて3分ほど煮て、しょうゆ、塩で味を調える。

5:器に入れて三ッ葉を添える。

 

※魚は1種類でもOK。秋刀魚で作ってもおいしいです。

 

 

 

 

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