人が亡くなった後はとても多くのことを短期間でこなさねばならず、それがあるから何とか頑張って過ごせるものだとつくづく思いました。鳥取に帰ってあっという間に2週間が過ぎました。
母の遺品を整理していた時にみつけた1枚のメモ書きを見た時、愕然としました。そこには
あなたの母親であったおかげで素晴らしい人生だった。
と書かれていました。
そんな事を言ってもらえるような娘ではなかったのに、母はきっと、ふと思い立って小さなメモ帳にそう書いたのでしょう。
親が亡くなるというのはとてもとても深い悲しみに沈むことで、私も例外ではありませんでしたが、これを読んだ時、沈んでいてはいけない、と思いました。一刻も早く、素晴らしい娘にならなければこの言葉に追いつけない、と思いました。
私はとっくの昔に親なんか超えたと思ってましたがとんでもなかった。最後まであっぱれな母でした。
私はこれから精進します。何の罪もなく生まれてきたすべての子供達が明るく健康で、楽しく学べるよう、少しでもお役に立てる人生でありたいと思っています。
すべてのことを再開して、元気に前に進みます。