
さて、改めてお家で作る簡単チキンブイヨンのレシピをご紹介します。今までいろんな媒体で何度もお伝えしてきましたが、昨日大江の郷のスープ教室でチキンブイヨンを作って、野菜や鶏肉の素材がおいしいとこんなにおいしくできるのかと再確認した次第です。ではレシピを。
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自家製チキンブイヨン
まず、日頃の台所仕事から、玉ねぎの切れ端、 にんじんの皮、セロリの筋、 ブロッコリーやキャベツの芯、 シイタケの軸などを都度都度冷凍しておくと便利です。そんな野菜くずがたまったら、安価で便利な鶏のひき肉を使って自家製チキンブイヨンを作ります。
材料(仕上り800cc程度)
野菜の皮や切れ端…100g
鶏ひき肉…100g
水…1リットル
作り方
1:鍋にすべての材料を入れて強火にかけ、沸騰したら弱火にしてふたをせずに1時間煮る。
2:粗熱が取れてから、ボウルの上に漉し器(またはザル)をのせ、スープを漉す。
※冷蔵庫で1週間、冷凍庫で1ヶ月程度保存可能。
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脂は旨味ですが、気になる方は作ったチキンブイヨンを冷蔵庫で冷やすと脂分が上部で固まりますのですくって取り除いてください。澄んだチキンブイヨンになるので、私はそうすることが多いです。
本格的に作るには、廃鶏のガラを丁寧に掃除して使いますが、普通の家庭ではなかなかできませんよね。で、考えたのが鶏のひき肉。チキンブイヨンを作った後はさすがに旨味は抜けてますが、卵焼きやカレーやスープに使ったり、しょうゆ、みりん、しょうがなどを使って鶏そぼろにすることができます。どこまでも無駄なく食べきることが食材に対する感謝の印だと思っています。
でも最近は…トシのせい?か?昆布出汁などで洋風スープも作ることが多くなりました。笑
このレシピは制作中の本に掲載予定です。