トマトの無水スープパスタ

日本でも入手できるんでしょうが、LAにいて何が嬉しいって野菜の種類が豊富なこと。例えばトマトも何種類もあって、普段生食で食べるヘアルーム(Heirloom)トマト(これはトマトの原種だそうで味が濃い)や、イタリアントマトもファーマーズマーケットでたくさん売られています。

ダッテリーノ(Datterini)は、縦長の小さめのトマト。これはドライトマトなどによく使われていますね。それからサンマルツァーノ(San Marzano)。これも細長いトマトですが、缶詰の原料にもなるので、パッケージの絵とかでよく見かけるトマトです。これが生で売られているので、トマトソースを作る時によく使います。(…って、写真撮り忘れました…)

ファーマーズマーケットの良いところは、ちょっと熟れすぎたものとか、潰れちゃったものを安く(ほぼ投げ)売る時があること。これは嬉しい!そしてそんな時にどっさりと、いわゆるB品(味は全く問題なし。むしろよく熟れていておいしい)を買って来て、きれいに洗ってヘタを取り、ジップロックに入れて冷凍庫へ。これがたまったらトマトソースを作る時間とあいなります。

にんにくとオリーブオイルをたっぷり使います。

トマトを冷凍して解凍すると、ご存知の通り皮もちゅるんと剥けますし、包丁まな板不要で鍋に投入できますし、手でぎゅっと潰すと楽しいですし、出た水分も全部使えますし、もう言うことなし。冷凍トマト最高!となります。

上の写真で、トマト(大きめ)8個分。1リットルくらいの量になってますね。水分だけで600ccはあるはず(目測です)。これをオリーブオイル(大さじ3くらい)で炒めたにんにくみじん切り(大4片)、+ローリエ、鷹の爪を入れて煮込むだけ。鷹の爪は種を抜いた方が良いですが、私は少しだけピリ感があるのが好きなので、破れてなくて種が外に出ない鷹の爪を選んでそのまま入れてます。

フタを開けたままコトコト1時間ほど。その間、時々味をみてください。トマトによって味のバランスが違うので、ちょっと甘み(というかコク)が足りないなー?と思ったら、小さじ1、2杯のハチミツまたはみりんを入れます。これは甘くするためではなく、あくまでも”バランスをととのえる”ため。やってみると実感できますので、ぜひお試しください。

鍋の水分量が半分になったら塩で味付けします。トマトソースを作りますが、トマトスープとして飲めるくらいの水分を残した状態で仕上げています。トマトの旨味がすごいので、塩はあまり多く使う必要がありません。少しずつ加えてお好みの味を作ってみてください。

あれば最後に、フレッシュのバジルの葉をちぎって投入。うちは室内に料理のためだけにバジルの鉢植えがあるので、こんな時に大活躍してくれてタイヘンうれしい。でもすぐなくなる。w

逆光でスミマセン。。。

はい、できあがり!トマト様様でございます。

スープパスタにする時は、お好きなパスタをしっかり塩を入れた鍋で茹でて(パスタだけでも食べられるくらいの塩味になるように)、今回は茹で汁は使わないのでザルに上げてお皿に入れたらオリーブオイルを適量まぶし、トマトソースをかける→パルメザンチーズをかける→バジルの葉をトッピングする、などお好みで。

さて…今夜は何を食べましょうか?

そんなことばかり考えている人生です。笑

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