
新年になりました。2023年、明けましておめでとうございます。今年もぜんざいの写真(お餅は玄米餅)から、よろしくお願いいたします。
毎年12月後半から年末までは徹夜続きのお仕事で(夜中から起きても結局夕方には寝られないので睡眠が超短時間)、なんとなく体調が安定しないまま元旦を迎えました。が、元旦の朝に絶対ぜんざいは欠かせないので、それだけは大晦日のうちに小豆や黒豆だけは仕込みます。他にも頑張って色々仕込んだあと20時半には寝てしまったので、年越しそばなんかはもう何年も食べてない。年越し花火も観てない。
ここ何年も、もう「食べたいものだけおせち」にしているので、あまり手もかけませんが、それでも食べたいというモチベーションだけはあるので今年も元旦になんとか仕上げました。

今年新たに作ったもので、これはなかなか〜と思ったものがあったので忘備録として書いておきます。
私別にかまぼこ派ではありませんが、今年のかまぼこは山口県から空輸されたばかりの生で、しかもパッケージの裏に「1ミリに切って冷水にさらすとアワビの食感と味わい」と書いてあったのが、ほんとか〜〜!?と興味津々だったためゲット(日本円で1本千円くらい!)。
で、結果どうだったかというと、いや〜〜しましたしましたアワビの食感と味わい♡
それでまぁ本題はそこじゃなくて、今年はわざび漬けを作った話を書きたかったんですねー。
せっかく、おいしいらしい高っかいかまぼこを買うので、板わさにするためにわさび漬けも欲しいと思ったのですが、あれ、どうしてあんなに食品添加物が入ってるんでしょうね〜!?原材料を見ると本当にがっかりしてしまいます。甘すぎたりするし。
そこで今年は考えました。お刺身なんかに使うわさびチューブの中身は日本のものだって「西洋わさび」がたくさん使われてるわけで(西洋わさび=ホースラディッシュね)、ホースラディッシュと酒粕と、ちょこっとはちみつ混ぜて作りましたよ、わさび漬け(写真左上黒いおちょこに入ってるやつ)。これが思わぬ大ヒット!そしてかまぼこも良いですが、セロリスティックにつけて食べるとめちゃおいしいことも発見して嬉しかったのでありました。
それから菊花蕪…ならぬ、菊花ラディッシュ。これは赤い丸いラディッシュを格子に切れ目を入れて酢漬けにしたもの。蕪だと大きすぎるけど、ラディッシュは小さくて赤くて可愛くできますね。
もう一つ、今年は日本の家の冷蔵庫に3年くらい眠っていた山椒の実の塩漬けと醤油漬けを持ち帰ったので、田作りじゃなくてじゃこ山椒を作りました。自分で仕込んだ山椒の実なので、食感がちゃんとしてて良かった。
最後に失敗談。
毎年酢ごぼうのにんじんは普通のにんじんを使うのですが、今年は真っ赤なにんじんがたまたま家にあったので、ちょっと京都の金時にんじん風になるかもー?と思って使ってみましたところ、なんと色素がまるでビーツで、隣接したごぼうやすりごまがみんなショッキングピンクに染まったという。。。。来年は普通のにんじんに戻そう。。。
あ、もういっこ。伊達巻は甘くて甘くて市販のものは食べられないので自分で作りますが、今年はすごーく甘さを抑えに抑えて作ってみたら、これ、ただの卵焼きじゃね?くらいの代物になりました。じゃ卵焼きにすれば良かった。ははは。
そんなこんなで、あと2、3日はこれを食べ続けて楽をする予定です。
でも、
おせちに飽きたらスープもね。
になるかもしれません。