先般、日本から戻る直前に仕込んだ白イカの麹漬け。今旬なんですよ、日本海。朝漁れの超新鮮な白イカを見つけたので急遽思い立ったのですが、本当はワタ（好物）を塩漬けにして塩辛を作りたかった。でもね、白イカのワタって、ちびっ子なんです。あの立派なワタがあるのはスルメイカ。。。なので断念。しかし、麹漬けもなかなか美味しかった！

白イカは足を外し、美しい剣のような透明な骨とお腹の中を全部出して皮を剥ぎます。そして開いて半分に切ってから横にして１cm幅程度に切り、ザルに入れて塩をまぶします。白イカ３杯で塩30gくらい。持ち帰るので強めに振りましたが、本当は20gくらいが良かったな〜。

ザルをボウルに受けて冷蔵庫で一晩放置。

足は新鮮なのでまだ吸盤の働きがすごく、扱いにくかったのでさっと湯通ししてしまった。でもこれはすごく良くて、甘みが増しました。

さて翌朝。米麹100gは乾燥ものだったので、ぬるま湯少々でふやかしてから日本酒を加え（シャバシャバにしない程度に）、そこに水の出た塩っぱいイカを入れます。（足を漬ける分の麹はその前に少し取り出しておきました）

足の方は塩をしていないので、取り出した麹と塩を適量混ぜて終了。胴体の方のイカは、地元の人はあまり気にしませんが、アニサキス問題があるので、そのまま冷凍庫へ。そして翌日凍ったまま飛行機に乗りました。

戻ってきてからもちろんチビチビと食べておりますが、麹ってすごいですね、現在２週間目、どんどん美味しくなってます！塩角も取れました。

ピンボケしてますが、右が白イカの麹漬け、左が足の麹漬け（昨夜終了）、奥はニッポンのお酒でございます。ちなみに左の器は自作。

また作りたい〜白イカの麹漬け。これはさすがにアメリカでは作れないもんな〜！