マグロ釣りとつみれ汁

数年ぶりにマグロを釣りに行ってまいりました。サンディエゴから太平洋沖に出かけていくわけですが、10時間ほどかかるので船中2泊で3日。船でゆらゆらと…なら良いですが、行きは結構どんぶらこどんぶらこでした。でも海の上にいると、なんとも言えない幸せな気持ちになります。

夕方7時頃。曇天。出航したらとりあえず寝るだけ。嬉しくてそう簡単には寝れない。朝は3時半から釣るよ〜と言われる。
夜中は波が高くてどうしたものかと思っていたものの、開けたらほぼ晴天!この先は写真など撮ってるヒマなどなし。
ご覧の通りの大漁!これ、すごいコトです!
みんな大満足で夕焼けを見送る。全ての自然にありがとう!
よく働いたので2日目はぐっすり眠り、朝焼けに向かっておはようございまーす!

というわけで、帰ったら早速マグロを解体して大量のお刺身の柵にし、新鮮なうちにと2日間に渡ってお友達各位に宅配。いや〜マグロの量も配達件数もすごかった。

お刺身が美味しいのはもちろんなのですが、せっかくの命をいただきましたので、皮や骨に付いた身もスプーンで取ってなめろうにしたりつみれ汁にしたり、本当に食べ尽くさせていただきました。

美しすぎて…両手を合わせてお礼を言いました。
つみれ汁はワタクシのソウルフードです。だしなんて全然不要です。

つみれは、魚の身を包丁で叩いたり、すり鉢ですったりします。合わせるのは、卵、塩、

片栗粉、あれば山椒の実か葉っぱ、生姜のすりおろし、を一緒に混ぜて団子にし、沸騰したお湯に落とします。今回はネギと豆腐を加えました。味をみてからお味噌をお好みの量、溶いてください。旨みがすごいので、お味噌の量は少しでも大丈夫です。

魚に限らず、私たちは常になんらかの命をいただいて命を繋いで生かしていただいているわけで、普段はそれを当たり前みたいに思って…いや、思ってもなくて過ごしているんだけど、こうして収穫から調理までの作業をしてみると、感謝の念しか湧いてきませんね。料理もきちんとしないと食材に申し訳ないです。

しかし、なんで超加工品とか、もはや食べ物ではないものまで食べて暮らしているんでしょうね、人間は。

食べるって、本当に大事(だいじ で おおごと)。正しく食べて正しく生きるって全然簡単じゃないけど、できる限りの努力をしていきたいと思います。

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